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活動紹介

新春のごあいさつ
2020-01-01
令和2年の新春にあたり、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 
会員の皆様におかれましては、穏やかに新年をお迎えされたことと、心よりお慶び申し上げます。
 
昨年も我が国は大きな災害に見舞われました。九州北部豪雨(8月)に続き台風15号(9月)、19号(10月)と各地で甚大な被害を受け、また地震も頻発しました。さらに沖縄県民の心のより所だった首里城が焼失してしまいました(10月)。昨年自然災害を受けたワースト1位の国は、被害額も考慮すると日本だったと発表されています。しかし国民は協力し合って立ち上がり、少しずつ着実に復旧、復興に向かって歩みを進めています。
 
こんな中、10月には消費増税が強行され、国民の生活はさらに圧迫されています。経産省の発表では10月の小売業販売額は前年同月比▲7・1%と落ち込み、デパートでは▲17・3%と大幅に減少しています。
 
医業経営に関しては「第22回医療経済実態調査」(19年実施)が発表され、一般病院では▲2・7%と赤字基調が続き、赤字病院は5割を超え「再投資できる7~8%の水準にはほど遠い」結果でした。診療所も経営状況の改善は見られず、医療法人(無床)では赤字が3分の1以上に増加しており、相変わらず厳しい医業経営を示すものでした。
 
このような情況にもかかわらず今春の診療報酬改定はまたしても全体で0・46%の引き下げとされました。
 
あわせて全世代型社会保障などといいながら、さらなる医療や介護の負担増が進められていようとしています。
 
厚労省が発表した「公立・公的病院の再編統合」政策が波紋を広げています。本道では対象424病院のうち54病院が該当し、地方の医療事情を全く無視した暴挙と言わざるを得ず、病院削減、病床削減をねらう地域医療構想の本質を図らずも露呈した形です。本会はただちに抗議声明文を出しました。
 
その他にも私たちの前には「医師の働き方改革」、歯科の「金パラ問題」等、多くの問題が立ちはだかっています。
 
私たちは国民皆保険を堅持し、道民が安心して暮らせる保険医療の充実を目指し、今年も活動を進めてまいります。
 
また一方で会員のメリット向上にも取り組んでいます。医薬品等の共同購入制度はすでに昨年からスタートさせています。現在、グループ保険を一層安定した制度へと移行させることや、共済事業の拡充として、損保商品の取扱い等も検討しています。
 
会員が医療に専念できる安定した経営に資することを願っています。
 
今年はねずみ年です。ミッキーマウスさんは今年でデビュー92周年を迎えますが、老骨に鞭打って私たちを応援してくれるはずです。 会員の皆様には、この難局をONE TEAMで立ち向かうべく、変わらぬご指導、ご支援を切にお願い申し上げます。
本年も皆様にとってよい年となりますよう、心からご祈念申し上げて新年のご挨拶といたします。
 
一般社団法人北海道保険医会 会長
加藤 康夫
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