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活動紹介

日本の医療を守る診療報酬改定が不可欠
2025-05-05
カテゴリ:私たちの主張
 
 
 新型コロナウイルス感染症が国内で確認されてから5年が経過した。この間、国民は今までにない経験をし、感染症対策を行いながらの生活が習慣になったのではないか。しかし、医療は6回連続となる実質マイナス改定が続き、診療報酬が増加しない中での診療を強いられている。院内の感染対策を行いながらの診療には、これまで以上の時間と経費がかかり、経営は苦しくなるばかりである。
 また、医療機関にも他の企業同様、従業員のベースアップのためと称されているベースアップ評価料が導入されたが、疑義が多いため、施設基準の届出率は上がらず、算定率は低迷している。それにもまして、近年稀に見る物価上昇により、医療機関には疲弊感が漂っている。本会が行った前回改定に対する評価調査では、改定に不満を持つ医療機関が9割、収入が減少したと回答した医療機関が7割に上り、本会会員の窮状が浮き彫りとなった。
 一方、他団体が行った調査では、病院の経営状況は半数以上が赤字、診療所の収益は過去最低などの結果が出ており、厚労省への緊急要請も相次いでいる。このままでは、病院・診療所が次々と潰れ、日本の医療が本当に崩壊するのは時間の問題なのかもしれない。
 2022年から政府が進める強引な医療DXの推進により、閉院に追い込まれる医科・歯科診療所が増加している。堪え忍ぶ医療機関には、更なる設備投資とランニングコストがのしかかっているが、それを保証する診療報酬は伴っていない。これらを是正するためには、診療報酬の大幅アップが不可欠である。
 5月31日には第13回代議員総会を開催し、今年度の活動方針と予算案を議論していただく。本会の理念である「国民の健康を守るため、保険医療の改善を期し、併せて保険医の生活安定を守る」ための医科歯科一体の活動を推進し、他団体および国民と協力し、保険医療の改悪阻止・改善に粉骨砕身臨む所存である。会員諸氏のさらなるご協力をお願いしたい。

 
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