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活動紹介

歯科臨床講演会に126名が参加 新病名「口腔機能低下症」の診断と管理
2019-02-20
カテゴリ:活動紹介,事業報告
 2月2日、北海道大学大学院高齢者歯科学教室の山崎裕教授を講師に迎え講演会を開催し、126名の会員・スタッフが参加した。

 講演に先立ち野川副会長は「今次改定において口腔機能低下症、口腔機能発達不全症が新設され、口腔機能の維持・回復は今後の歯科治療に欠かせないものになる。昨年12月に本会が行った『歯科保険診療に関するアンケート』では『口腔機能低下症』について回答者の9割が『算定していない』と回答し、その理由は『よくわからない』が最多となった。本日の講演を機会に、明日からの診療に役立てて欲しい」と挨拶した。 講演では、オーラルフレイルは滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品の増加などのささいな状態をいい、診断名ではない。そのため定義が曖昧で社会への浸透不足という問題点があったが「口腔機能低下症」という診断名をつけることで明確にし、7つの検査基準を設け、歯科診療所で対応できるようにした。「口腔機能低下症」は「口腔機能障害」の手前であり、要介護の人ではなく元気で外来に受診できる人が対象で、より初期の段階で発見し適切な対応を行い、悪化させないようにすることが大切である、と説明した。また、3つの機器を用いた検査のうち1つ以上に該当すること等の加算要件が詳説され、参加者からは「とてもわかりやすかった」との声があるなど好評であった。

 講演後には芦田歯科副部長より「口腔機能低下症」および管理に係る保険診療上の解説を行い、カルテ記載に関する留意点等についても説明した。
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