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政権交代のカウントダウン・・・ 後期高齢者医療制度に対する反発の凄まじさにふとそんな言葉が頭をよぎった▼一九八〇年代から厚生省は「医療費亡国論」を唱え、医療費抑制は一貫したテーマだった。構造改革を唱えた小泉政権が二〇〇五年の郵政総選挙で圧勝すると、自公両党は議論もせずに強行採決で医療制度改革法を成立させてしまった。せっかく長い時間かけて作った医療制度がどさくさに紛れていった▼今になって政権内からも厚労省の説明不足を責める声が出ているが多くの人は制度の仕組みをよく理解し、改革の必要性も認めた上で怒っているのだ。なぜ75歳以上を線引きしたのか。制度の根底に「姥捨て山」を嗅ぎ取るから怒っているのだ▼風向きが変わってきたのを感じる。昨年七月の参議院選挙で自公両党は歴史的大敗北を喫したうえ今年5月自民党は牙城である山口二区衆議院補選でも敗れた。「野党の欠点はよく分かる」が「それでも今度は政権交代を」と考えるひとが周りに多くなっている。カウントダウンの予感である。(三上)
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