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To err is human. 今医療機関では安全委員会等の名称で小さなミス、ミスになる前の「ひやり・はっと」を報告させ、事故を未然に防ぐ手だてに活用している。ここへの報告はペナルティの対象外であるが、隠蔽するとペナルティになる、と言う了解がある▼今厚労省では「医療事故調査委員会」なるものを設立する検討会(座長は刑法学者)が進められている。社保庁解体による余剰人員を吸収するために急ピッチという噂もある▼法律家、政財界人には医療は不確実で、治療に限界がある。同じ疾患に同じ治療をしても同じ結果になるとは限らない、ということを知らない人が多い。「医療関連死」を一方的に定義づけ、届け出を怠るとペナルティがある。届け出を元に作成した調査報告書を民事事件、刑事事件の手続きに活用しようとしている▼これでは事故に学ぶのではなく、単なる犯人捜しである。犯人捜しでは処罰して終わりである。決して自由な討論はできないし事故に学ぶこともできない。遺族の立場が強くなり、死亡退院はすべて報告義務ともなると医師になる人も少なくなるだろう。(A.A.)
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